地球温暖化防止先進対策実施検証事業における全体フレーム設計

対象地域：

鹿児島県屋久島地域

作業期間：

1999年度

委託元（発注元）：

(有)フェルナンデ（環境庁・上屋久町）

委託金額：

2000千円

調査目的：

地球温暖化防止先進対策実施検証事業の事業の位置づけを明確にするため、屋久島のエネルギーや物質の流れを明らかにするとともに、地域づくりの全体フレームについて脱温暖化の視点から整理する

作業体制：

(有）フェルナンデがエネルギーフローについて、東京工業大原科教授を中心とする研究チームが物質フローについての調査・解析を担当し、環境自治体会議と熊沢生活デザイン研究所が全体フレームの設計を行い、さらに(有）フェルナンデが事業の詳細設計を行った。

調査内容：

• エネルギーおよび物質フローの解析結果をもとに、島外からの移入量や島内での生産量のシナリオを素材ごとに設計した。また地域経済の将来シナリオを仮定して需要を推計するとともに、廃棄物のリサイクルの方法を設定してその量を推計した
• 上記のシナリオが実現した場合のＣＯ2削減量の推計を行った
• 調査の趣旨や結果を島民による会合に報告した。

成果品および公表方法：

地球温暖化防止先進対策実施検証事業報告書（環境自治体会議事務局にお問い合わせください)

作業担当者：

総括研究主幹 中口毅博

調査研究実績一覧へもどる